2019年9月29日 「思春期講座」
【第2回・性教育を考える会@仙台】開催しました
9月29日に第2回の活動を行ないました。
16名の方にご参加いただいたのです。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
今回は「青少年の未来を考える あおばの会」の皆さまによる
「思春期講座」
の模擬授業を行なっていただきました。
仙台とその近郊の中学、高校で、実際に授業を行なっておられます。
そのベースとなる考え方が「自己抑制」
望まない妊娠や、性感染症を防ぐには
「結婚するまではセックスをしないこと」
を主張しておられます。
性感染症の恐ろしさを伝え、学生で妊娠すると不幸になる、というネガティブ面を伝えることで「自己抑制」を求める・・・そのような内容でした。
確かに、セックスのリスクを避けるためには
「セックスをしない」
ことが第一になることは間違いありません。
しかし、現在の日本で、この主張が素直に受け入れられるのか、という疑問があります。
また、セックスの良い面を捉えて、性的同意や避妊、性感染症対策に配慮して、セクシュアル・コミュニケーションをとることも大切なように思います。
いろいろな考え方があって良いのです。
昨日の場では、相手の立場を尊重しながらの議論を皆さんで進めていただけたと思います。
価値観や意見が違っても、まず話し合ってみること。
そこから、双方が共に成長できるのだ、ということが、実感として分かりました。