【プライベートゾーン「見せない」「触らせない」だけでは困ることになる?】
【プライベートゾーン「見せない」「触らせない」だけでは困ることになる?】
幼児への性教育の基本として
「プライベートゾーンは、どんなに親しい人にでも、見せたり、触らせたりしない」
ということをしっかり教えよう、という流れが今の主流です。
プライベートゾーンとは、水着で隠れるエリアですね。
確かに重要なことですが、子どもが思春期になりパートナーができて、性的同意の元で、セクシャル・デビューを果たすときに、プライベートゾーンの話が徹底されていると・・・
「信頼できるパートナーであっても、プライベートゾーンを見せたり触らせたりすることは、いけないことだ」
そんな声が、心の中で聞こえてくるのです。
その声で「セックスは悪いこと」という考え方になってもおかしくありません。
そこで、小学校の高学年からは
「プライベートゾーンは、本当に大切で信頼できる人以外には、見せない、触らせない」
と教えた方が良いのではないか?
そんなことを、私は考えているのです。
全身でハグをする、体中を愛撫し合う、それは「大切で信頼できる相手とならば」大きな喜びを得られる素敵なことなのだ、ということを伝えておきたいのです。
それは「快楽の性」を肯定することでもあり、性で幸せになるための、大切な認識だと思うのです。
「しないこと」を教える次のステップとして、「すること」の喜びを教えてあげたいです。