【AVは加虐欲を満たす性暴力を描いている】
今、世の中に流通している男性向けのAVの多くは、セックスを描いているのではなく
「加虐欲を満たす性暴力」
を描いています。
「TSUTAYA R18」という、ツタヤのアダルト系の動画レンタルサイト、ビデオのカテゴリー(作品テーマ)に
「レイプ」「痴漢」「凌辱・陵辱」「盗撮・のぞき」
というカテゴリーがあります。
https://movie-s.tsutaya-adult.com/list/genre/-_-/cate/115
ちなみに、「宅配レンタル」で「レイプ」で検索すると「4,822件」がヒットします。
これだけ作品があるということは、それだけ視聴されているのでしょうね。
視聴するのは個人の自由ですので、それを禁止せよとは言いませんが、これらのカテゴリーのAVを観て、楽しいのだろうか?
という話をすると
「時代劇も、合戦のシーンでは人が切られて殺されます。この殺戮シーンが『迫力がある』と評価されることがありますよね」
「現実には禁止されてる『レイプ・痴漢』だからこそ、フィクションのAVで観たいのです」
「加虐欲を満たすことで、ストレスの解消になるのです」
と言われることがあります。
時代劇を現実の社会に持ち込む人はいませんが、性暴力とセックスを同一視している人が今の社会には居るような気がします。
レイプや痴漢も、AVの中では、被害者の女性が最後は快感を得て歓んでいく、というシナリオが多いと聞いています。
この種のAVを見て満たされる「加虐欲」って、何なのだろうか?
まじめな話、『レイプ・痴漢』のAVが、どんな内容なのか、一度観てみた方が良いのかもしれませんね。
「加虐欲」を考えるヒントになるのかも?