2019年7月11日 児童養護施設での性教育職員研修
7月11日に、社会福祉法人 仙台キリスト教育児院の「丘の家子どもホーム」で、職員さん24名を対象に、性教育の職員研修を講師として行なってきました。
内容は、
・高校生向けの性教育セミナーをそのまま受けていただく(高校生に何を教えるのか? を知ってもらう)
・コンドームの装着練習も、同じように受けていただく
・幼児、小学生向けの性教育についてのレクチャー
・性教育の質疑応答
を行ないました。
受講した職員さんは、新卒で入ったばかりの若い職員さんから、50歳代のベテランさんまで様々ですが、若い人が多い感じでした。
コンドーム装着練習では、表裏を間違えてペニスの模型にコンドームを装着しようとして
「うまく巻き下ろせません」
と、ヘルプを求めてくる人もいました。
「表裏の見分け方」
「表裏は間違えやすい」
「巻き下ろしにくいときは、表裏を疑うこと」
の注意事項をしつこく言ったのですが、それでも間違える人が何人もいたのですね。
今回の練習ではどんどん間違えてもらいましょう。
練習で間違えると、本番では間違えなくなると思います。
だからこそ、練習するのですね。
職員さんからの性教育の質問は、何点かありましたが、私なりの回答を出しておきました。
職員さんの感想は
「ここまで踏み込んだ性教育は初めて受けました。我々が今度は、子どもたちに教える立場です。
何とか頑張って話をしてみます」
「性的同意の考え方と教え方が分かりました。
同意を確認することと共に、同意しないときははっきり断ることの重要性が理解できました」
「コンドームの使い方、私も教わったことがありませんでした。
しかしこれからは子どもに対しても、自信をもって教えることができそうです」
などがありました。
私もボランティアとして、少しでもお役に立てたことを嬉しく思い、
貴重な機会をいただけたことに感謝しております。